Matrox RT.X2 システムの設計
お客さまご自身で独自の Matrox RT.X2 編集システムの構成を決定される場合、ご自身の作業内容とご予算が、ワークステーションの各コンポーネントの選択に影響を与えます。 リアルタイムで処理できるレイヤ数とエフェクト数を絶対最大限に得ようとするならば、 最上位機種のコンピュータ システムと最高速の GPU、そして最大容量のハイスペックなディスク システムを組み合わせることができます。 予算が少し控えめの場合、デイリーベースで必要な作業を厳密に行うために最大性能を発揮する編集システムを設計するには、 多くの妥協をする必要が生じます。
Matrox RT.X2 編集システムでは、ある種のエフェクトを実行したり、ビデオストリームをデコード・エンコードしたりするのは、CPU の処理能力に依存しています。また、ハードウェアで加速された Matrox エフェクト (Flex GPU エフェクト) を処理するためには、システムの GPU (Graphics Processing Unit: グラフィックス プロッセシング ユニット) の処理能力に依存しています。ここで言及されている GPU については、ディスプレイ カード、グラフィックス カード、VGA アダプタ等 別の呼び名もあることに注意してください。 必要なストレージのタイプとサイズは主に、お使いのビデオ形式と, オンラインに保持しておく必要のあるビデオの時間数によって決まります。 それぞれのカテゴリにおいて様々なオプションを理解することが、お客さまのニーズに合致した最も経済的なシステムを設計するために役立ちます。
他に考慮すべき事柄として、コンピュータを格納する本体ケース (シャーシ) があります。Matrox RT.X2 は、フルサイズ (フルレングス) の PCI Express (PCIe) カードです。したがって、フルサイズのカードを搭載可能なシャーシが必要です。Matrox RT.X2 SD は標準サイズの PCI-Express (PCIe) カードで、標準規格のコンピュータ シャーシにフィットします。
Matrox は、多くのコンピュータやマザーボード、シャーシ、ディスプレイカード、ストレージ サブシステム、DVI モニタの動作確認を続け、さまざまなガイドラインを提供しています。 このガイドラインは、ユーザが各自の Matrox RT.X2 編集システムのコンポーネントを選ぶ際に、あるいは Matrox RT.X2 を特定のターンキーシステムとして代理店に注文するときに、取捨選択をするための判断基準の情報となり得ます。Matrox の販売代理店は RT.X2 と使用するために、さらに他のコンピュータやマザーボードを検証しています。Matrox では、販売代理店が検証したシステムが社内にないことがあるため、 トラブル解消のための検証作業が制限されることがあります。
最小システム要件
Matrox RT.X2 編集システムを使用するためには、次の最小システム要件を満たす必要があります。- Microsoft Windows XP Professional, Windows Vista Business または Windows Vista Ultimate (32 bit 版のみ)
- 十分な冷却性能を有しているシャーシ
- PCI Express (PCIe) スロットが搭載
- 物理的メモリ容量 2 GB (RAM)
- 2 個のプロセッシングコア ― 2 つの物理的シングル・コア プロセッサ または
1 つの物理的デュアル・コア プロセッサ - ディスプレイ カード
(より高いパフォーマンスのために検証済みカードのリストを参照のこと) - AV コンテンツ用に NTFS にフォーマットされた別個のハード ドライブ
本体ケース (シャーシ) の選択 (RT.X2 SD には適用されません)
DIV モニタ の選択 (RT.X2 SD には適用されません)


